家づくりへの想い 「家族の健康と 笑顔と幸せを 共に築く家づくり」

初めまして。谷内建築株式会社　代表　谷内博仁です。

私は1976年10月20日生まれの辰年、A型です。
1994年18歳で高校卒業後、
建築会社(大手ハウスメーカーの下請けを中心とした会社)に入社。
当初は給料日が楽しみ(笑)と働く日々。そして日を追うごとに一つ一つ覚えていき、
達成感を感じられるようになり、職人という仕事に対して楽しみを覚えたのを今でも思い出します。

そんな中、6年目…急に会社が倒産！！
驚きの中、芽生えた感情が…”本物の大工になりたい”という思い。
前社の仕事内容は電動機械を使う家づくりが中心でした。
そこで門を叩いたのが、当時56歳のゴリゴリ昔ながらの大工の親方。
そして弟子入り初日…親方がその機械を見て一言「その道具無しでちゃ生きてけんがか(怒)
明日から持ってくるな！！ノコギリとさしがねだけで仕事は出来る！！」と一喝。
私の大工人生が０になった瞬間でした。
そこから毎日が驚きと奮闘、新鮮で今まで感じてきた事、
見てきたもの聞いていた事が180度変わりました。

まず大工とは「大きい工夫と書いて大工だぞ！
家はカタチ、素材、仕上げ方が全く違う。まずはカタチを想像しながら仕上がりを考え素材を生かすことを考えろ！」
この言葉は毎日言われ続け、時には数時間説教(^^;)
「お施主様は建ててからじゃないと使い勝手が良い動線や部屋の広さ、棚の位置、高さ…
自分たちがどんな大きさの家を建てればいいのか想像できない。
その目線になって考え、想いをカタチにするんだ」と、大工としての大切な想いを教わりました。
3年半の間親方につき、最後の弟子として育ててもらい本当に感謝しています。
そして修行を終え2004年28歳で独立、
ハウスメーカーの下請けをし、親方の教えを心に職人として家づくりに携わってきました。

でも、下請け時代、その想いとは全く違う世界に違和感を持ち始めました。
会社が予算を決め、予算外の内容は追加になる。
お客様は「こんなはずじゃなかった。こんな説明してくれなかった。」と
不安や我慢の声を聞きながらも会社の方針に従うしかない…
時間に追われただ建て続ける日々。
月日が経ち、沸々とした感情…こんな仕事はしたくない！
お客様の笑顔を見たい!本気で良い家づくりをしたい！と、
意を決してハウスメーカーの下請けを辞め谷内建築株式会社を設立しました。

そして今も現役大工をし続けています。
現場監督から管理、施工、相談窓口からアフターメンテナンスまで一貫し心を込めて対応させていただいております。

家を建てることは最終目的ではなく、あくまでもスタートです。
せっかく新築を建てたのに、ローンの返済に追われたり、シックハウス症候群になってしまったり…
私たちはそんな家づくりをしたくありません！
お客様にとって価値ある財産であり、大切な「住まい」を安心・安全・健康に過ごせますように、
これが地場工務店としての使命だと心から痛感しています。
住む人も家も自然に暮らせる…そんな家づくりのパートナーとして！

最後まで読んで頂きありがとうございました。