こんにちは。谷内建築です。

 

前回、

～自然素材の家づくりが必要な本当の理由。『どんな断熱材がいいの？』～

呼吸する羊毛断熱材　“ウールブレス”

について、お話しさせていただきました。

 

今日は、

“ウールブレス”について、もう少し

詳しくお話させていただきます。

 

 

１．ウールブレスと他の断熱材との決定的な違いは？

 

「湿気を容認する」ところ

 

つまり、湿度調整能力があるということ☝

 

建物を解体中、壁を壊すとグラスウールやロックウールが湿気でびしょびしょになっていることが非常に多いです。

これらの断熱材は湿気を吸うことができても吐くことができないため、大量の水分を蓄えてしまうのです。

 

その水分がもたらすカビや木の腐れ、シロアリなどは建物を早く痛める最大の原因になります(>_<；)

 

それに対し有効だと言われているのが住宅の気密化です。

一般的な気密化とは、ビニール素材で家を隙間なくラッピングし、湿気を拒絶することです。

 

しかし長期間劣化せず、その性能を維持することがビニール素材にできるのでしょうか…

結露は小さな隙間から優先的に発生します。

 

気密化の弱点は

そんなほんの少しの綻びが致命傷になってしまうことです(>_<；)

 

 

２．ウールブレスは数ある断熱材の中で

唯一「湿気と共存」できるもの

 

羊毛はカビや腐朽菌が繁殖できない湿度環境を保つ特性を持っています。

羊毛断熱材ウールブレスはその特性で、重量の34％もの湿気を素早く吸放出することが簡単にできます。

 

そして、一定の断熱性能が長期間にわたって発揮できる画期的な断熱材です。

 

湿気と共存しながら最適な壁内湿度環境を作ることができる断熱工法だということを認識ください☝

断熱性能もグラスウール24K（北海道仕様並み）同等の効果がありますのでたいへん高断熱です。

 

つまり、壁内結露を起こさない羊毛断熱材だけが

気密を必要とさせずに高断熱を可能とするのです☝

 

 

 

３．日本古来の「土壁」「板壁」の良さを

そのまま残しつつ高断熱を実現

 

このことが高温多湿の日本の気候風土に

一番マッチした断熱工法だと認識できるのです。

 

お施主様やご家族様が作業中いつもそばにいるリフォームなどでは、特に安全性が高くなくてはいけません。

ウール製品には虫害の心配がありますが、ウールブレスは「オクトボー」というホウ酸を中心とした、人体に危険のない薬品を繊維の中に閉じ込めてありますので安心です。

 

この持続効果は100年以上続きます。（オーストラリア連邦科学産業研究機構CSIROの研究による）防腐・防カビ・防蟻・難燃効果もあります。

ウールブレスはCSIROとの共同開発商品です。

 

 

４．建物の断熱・耐久性の向上や、カビ・ダニの繁殖・木材の腐れ・シロアリ対策には必需品

 

羊のあごから腹にかけての、衣料などの繊維として利用度の低い羊毛を使用しているので、資源の有効活用に貢献しています。

 

 

～ウールブレスは

地球にも優しいエコな断熱材なのです～

 

200年以上昔に作られたウールのアンティークキルトが今でも販売されていたり、400年前にベルギーで作られたウール製のタペストリーが今も京都の祇園祭で使われていたりとウールはとても耐久性の高い素材です。

 

そして、ニュージーランドの羊たちは人の手をかけない完全な放牧で自然の太陽で育った牧草を食べて育ちます。

そこに人工的なエネルギーはほとんど使われていなく、刈り取る時のバリカンの電気ぐらいなもので、とても省エネルギーで生産されているのです。

 

ウールは羊たちが生きている限り

繰り返し使い続けることができる

枯渇の不安がない

地球にも優しいエコな素材なのです。

 

 

 

あなたは、生活の中でどれくらいエコを意識していますか？

 

ようやく環境保全が叫ばれるようになった昨今

省エネや節約を意識的に行っている方も

多いのではないでしょうか。

 

地球温暖化や環境問題、震災のニュースの影響

小さなお子さんを育てているママにとって

エコ意識が高まっている方も多いようです。

 

 

あなたにとって

一生で一番の大きな買い物。

 

“家族の想いの詰まったマイホーム”

 

住む人にとって

安心して一生暮らせる家づくりが大事です！

 

完成してから後悔しないためにも…

 

「家を買う」ではなく

「家を建てる」という意識を持ち

あなたの家づくりが安心してスタートできますように✨

 

 

選りすぐりの材料を使い

見た目や機能性にも優れ

心と体を癒してくれる住宅こそが

 

本物の「自然素材の家」

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

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知りたいこと、分からないこと、まずは疑問を解消することが

あなたの家づくりを楽しくスタートさせる第一歩です♪

 

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